『ハイキングクラブ みどりの風』
結成の経過と目的


この会は1981年7月1日から8日まで行われた第2回市民登山教室(主催:北海道道央地区勤労者山岳連盟、後援:札幌市教育委員会、山の店3店)の参加者を元にして発足しました。
この市民登山教室は、道央地区勤労者山岳連盟が「正しい登山観、正しい登山技術」の普及のために行ったものです。参加者65名にも及び、盛会裏に終了しましたが、このまま散会してしまうのは惜しい、仲間が出来てこそ楽しい登山もできるという気持ちが、参加者の中に高まっていました。そこで第1回の参加者が「山びこ山友会」を作ったように、主催者からも親切な提案があったことなどから、第2回市民登山教室のOB会として、皆さんの了解の下に10名の幹事会を設けて、何がしかの活動を行う事になりました。
幹事会を中心にほとんど毎週のように山行(ハイク)が組まれました。近郊の山はもとより、芦別岳や羊蹄山などへも挑戦して、次のシーズンのリーダー養成も含めて、訓練と経験を積むことに力を注ぎました。また、会員の皆さんとの連絡を絶やさないために、「あるぴーの」という名の機関紙で、山行行事を中心に、会の近況を知らせてきました。こうした活動を続けるうちに、このOB会を私たちの山行目的にふさわしいものに発展させようと言うことになり1981年12月4日付けで会則を定め、『ハイキングクラブ みどりの風』という名称の会を結成し、新たなスタートをきることになりました。
新しい会の発足に当たって、次の点を確認しました。
@私たちの会は少数精鋭の登山家を作り出すことは目的としない。
Aある特定の登山目的のために会員を選別するような事はしない。
B会は、ハイキング・軽登山を基盤として、私達自身の生活の一部として、気軽に、老若男女を問わず、家族ぐるみで、楽しく安全な山行を行うことを目的とする。
C会と個々の会員との結び付きを最大限大切にし、末永く会を維持して、私達が山と自然に親しむよりどころにして行く。
D北海道道央地区勤労者山岳連盟に加盟し、より高度な登山、沢登り、山スキーなどに意欲を持つ会員が指導を受けられるようにすると共に、遭難対策についても指導、援助を受けられるように配慮する。






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