ハイキングクラブ みどりの風
2017/6/24(土) 楓沢 (自主山行)
24〜25日に天塩岳に行く予定でしたが、悪天が予想されるため天塩岳は中止に。
急きょ、樽前山の懐に抱かれた楓沢に行くことに決めました。苔の洞門があるとのこと。
今日ならば天気は何とか持つはず、近場で楽しもう!
岩に挟まれた沢、岩肌の苔の色が本当に美しい。木々の緑も目に優しい。
岩に根を張る木の逞しさに圧倒されます。この岩を巻いてドン詰まりに行くと…
大きな洞穴が現れました。
今日の参加メンバーです。
岩穴の近くに和製カッパドキア?!
沢の上に倒木が横たわり、自然の丸木橋です。リスやキツネの通り道かな?
道は平坦ではなく、時には沢(水がないので岩ですね)登りの様相も有り。
ここもドン詰まり!大きな岩がゴロゴロ。上から割れて落ちてきたのかな〜?
上方の岩の割れ目は懸垂下降の訓練に格好の場所とのこと。
岩の割れ目に懸垂下降用のフィックスロープや金具が見えました。。
岩登りは技術不足でできないので、巻き道をいきます。結構急な難所です。
フィックスロープの見えた岩の割れ目の上に立ちました。
「このロープに繋いで懸垂下降するんだ…。」「おもしろそう!」
上から下を覗いてみました。「高いね〜。」「やっぱり怖いわ。」
この後も難所は続きます。岩をくぐったり木の枝を足場にして登ったり。
「身体がはさまりそうだよ〜。」
沢道が終わり、やっと平坦な道に入り、一息つきました。
樽前山が見えてきました。麓にはイソツツジが名残の花をつけていました。
マルバシモツケがたくさん花をつけ、タルマエソウが咲き始めていました。
自然が織りなす荒々しさと逞しさ、苔の美しさに感動しました。
心が洗われるような清々しい空気に満ちていました。
岩を登ったり滑り降りたりして、冒険心もちょっぴりくすぐられた一日でした。
by fujimari