ハイキングクラブ みどりの風

2013/2/23〜24(土〜日) 自主山行 北海道雪崩講習会参加

みどりの風では 冬山を安全に楽しむために
毎年 北海道雪崩講習会を受講しています。
今年は 冬山を始めたばかりのabe-hさんが参加。
昨年11/18の開講式・総合理論講座を皮切りに
ミーティングや中山峠講習会を経て
今回、ルスツリゾートにて実習会が開催されました。
五つの班に別れ ビーコンチェックからスタート
アクティブテストにピットテスト
ワンツーマン状態で教えてもらえます
地形や積雪もふまえ
雪崩の危険度を評価し
行動判断をします。
ブローブによる人体接触感覚
「あっ ぷよぷよしてます」
「イタタタ・・」
次は埋没体験
埋めている人達はずいぶん楽しそう。
雪庇の断面観察
雪層がきれいにカーブしています。
雪庇でスキージャンプテスト
見事に崩れました。
雪庇がいかに危険かよく分かりました。
ビーコン操作はもちろん
ショベリングもがんばりました
掘り出した後が大変
「重すぎ・・・山へ行く時は軽い人と行こう・・」
1日目の実習終了
汗を流し、美味しいビュッフェをいただき、
今日の反省・討論・報告会
 
そして 懇親会!


翌 二日目
コンパニオンレスキュー訓練です。
雪崩が発生
完全埋没が1人(ビーコンを入れたザック)と
半埋没が1人(写真手前に本当の人が埋まっています)
雪崩走路には残留物
さて 助けれるかしら?
「電波受信20m!」
「スキーの下に人はいません!」
「あそこにも何か有るから確認して!」
皆、真剣です
「埋没者 発見 意識あります!」
「クロス法に切り替えました」
「そっちは1人で掘り出せる?」
「大丈夫です」
「こっちはブローブとショベル用意」
リーダーの的確な声が響きます
無事 2人とも助かりました
良かったよかった

反省や講師からの評価をいただき
午後からは 中級クラスの
より実践的なレスキューの見学です
完全埋没2人に半埋没1人
さすがです!
消防等のチームレスキューに引き渡すまでの流れも
的確な行動です

レスキューの大変さがよく分かり
雪崩や冬山への安全対策の重要性をより感じました。
 
受講生・講師合わせて約50名が参加した第18回北海道雪崩講習会のルスツ講習会
二日間にわたり実習・ミーティングが行われ、
基本クラス・中級クラス・講師養成クラスの受講生全員が修了証を授与されました。


当会から参加のabe-hさんの感想です

雪崩講習会に参加する前までは、
「取り敢えず身だしなみとして講習を受けておこう!」という程度の気持ちでしたが、
受講後は「講義自体は勿論ですが、講師の皆さんから得るものが沢山ありました」
という気持ちでいっぱいです。
受講して本当によかったです。有難う御座いました。


abe-h・fujiko




  

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