ハイキングクラブ みどりの風
風不死・樽前集中登山で 大沢から風不死岳に登り 下りは楓沢へと計画した5人 意気揚々と 大沢橋から大沢へスタートです リーダーが見上げているのは・・・ やけに遠い風不死岳 |
歩き始めはシダの美しい沢です その奥も 枯れ沢が続きます でも 地形と地図のイメージが違います 「地図でこの浅い沢型がこんなにハッキリとした二股になるんだね」 「ここの二股は 地図のこの沢型の所しかないよね」 読図をしながら進んだものの 「入り口を間違えたって事は無いよね 大沢橋を確認したものね」 「この地図 違うんじゃないか」 「もう少し ハッキリする所まで進んでみよう」 ・ ・ ・ |
「絶対 ここは大沢じゃないね」 「じゃあ 現在地は何処だと思う?」 真剣に地図とにらめっこ 「こことここの沢はありえないから この沢しかないね で 現在地は ここかここ どっちだと思う?」 さて どーしよう 「このまま進んでみたいなぁ」 「この沢を戻って 北尾根コースから風不死岳に登ろう」 皆で意見交換 「このまま進むのは 無理だと思う 戻るのは勿体無いから 尾根を乗越して 楓沢を下りよう!」 まずは 確認のために 二股まで戻り そこから尾根を二本乗越すことにしました コンパスを合わせトラバースです 隣の沢では 壁が立ちふさがり高巻いたり 尾根上には新鮮な熊の掘り返しが有ったり ・ ・ ・ |
楓沢に降り立ち ホッと一息 |
ここからは 苔の綺麗な洞門をゆっくり楽しみます |
不思議な自然美が続きます |
懸垂下降は4本 空中懸垂もありました 時間に余裕もあるので 途中何本か練習も出来 みんな 余裕です |
洞門が低くなり 車の音がして 紋別橋到着 橋には楓沢の素敵な標識 |
5日前の読図講習会で 「最初の読図ポイントは登山口。間違える事がある」 との講師の言葉 今回は読図の実習登山でも有ったのです。 橋の名前を「大沢橋」と確認はしたものの 其処での読図をきちんとしなかった事が大失敗。 コース中メンバー5人がなんども読図をしていたのに 思い込みの怖さを再確認できたことが今回の大収穫! 気づいてからの修正の判断 懸垂下降訓練など メンバーで意見を交わし合い 反省と収穫が沢山あった山行でした。 失敗山行を楽しい山行に変えてくれたメンバーに感謝! タブン この日の読図実習登山で 一番勉強になったのが我が班! 転んでもただでは起きないメンバーです 風不死岳山頂で仲間と会えなくて残念だったけど 今回のメンバーでリベンジを是非! |
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thomasu・yochan・fujiko |
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