ハイキングクラブ みどりの風
前日 小天狗岳の山頂から見た余市岳は さすが 札幌の最高峰 真っ白な斜面に 真っ黒な全層雪崩の後が走り 「簡単には登らせないぞ」と立ちはだかっていた 其処に挑戦する無謀な三人 |
白井二股のゲートから林道を4.5km 登山口には赤や青の布が結び付けられいました 標高750mぐらいの沢を横切る所は 登山道崩壊 ロープは付いているものの雪に埋もれてるし 沢には穴が開き 注意して恐る恐る |
950mのポコからは 全く登山道が分らない 分らないものを探すのは無理なので 1089mの沼を目指して進みましょう |
進むにつれ 濃くなるガスの中 小さな沼に出会えた時には うれしかった! 無風の森には熊鈴の音と鳥の鳴き声だけが流れている |
コンパスを切るたびに3人で確認しあう。 最後の木に赤布を結び、いよいよ大斜面へ。 360度真っ白。 胸の前のコンパスから目を離せれない。 「コンパスだけを見て進むんだ」以前に聞いた事はあるけど、 本当だった。 |
コルは ほんのチョビットだけ夏道が出ていて ホッとさせてくれます |
最後の急登は風も出てきて ガスが水滴となりフードからしたたり落ちてくる |
北東尾根がすこしゆるくなってくると ハイマツが現れだし 平らになって 山頂まであとちょっとと言う所で ハイマツの海に遮られ 夏道を見つけるのに30分ロス |
ハイマツをくぐり 観音様の優しい顔が見えた時には 思わず「ありがとうございました」 |
登山口から5時間 山頂標識が ごくろうさまでした とむかえてくれました。 |
帰りは 3時間で登山口へ そこから林道をテクテク1時間 崩壊した危険地帯もあり 疲れている体には きつかったです |
なかなか登れないコースから 札幌の名峰へ挑戦し 余市岳頂上に立てて幸せでした 途中で あきらめないでホント良かった 応援してくれた仲間と一緒にがんばった仲間 そして 導いてくれた観音様に感謝 |
タケちゃん・fujiko |
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