ハイキングクラブ みどりの風

2011/5/29(日)自主山行 余市岳


前日 小天狗岳の山頂から見た余市岳
さすが 札幌の最高峰
真っ白な斜面に 真っ黒な全層雪崩の後が走り
「簡単には登らせないぞ」と立ちはだかっていた

其処に挑戦する無謀な三人
白井二股のゲートから林道を4.5km
登山口には赤や青の布が結び付けられいました

標高750mぐらいの沢を横切る所は
登山道崩壊
ロープは付いているものの雪に埋もれてるし
沢には穴が開き 注意して恐る恐る

950mのポコからは 全く登山道が分らない
分らないものを探すのは無理なので
1089mの沼を目指して進みましょう
進むにつれ 濃くなるガスの中
小さな沼に出会えた時には うれしかった!
無風の森には熊鈴の音と鳥の鳴き声だけが流れている
コンパスを切るたびに3人で確認しあう。
最後の木に赤布を結び、いよいよ大斜面へ。
360度真っ白。
胸の前のコンパスから目を離せれない。
「コンパスだけを見て進むんだ」以前に聞いた事はあるけど、
本当だった。
コルは ほんのチョビットだけ夏道が出ていて
ホッとさせてくれます
最後の急登は風も出てきて
ガスが水滴となりフードからしたたり落ちてくる
北東尾根がすこしゆるくなってくると
ハイマツが現れだし
平らになって 山頂まであとちょっとと言う所で
ハイマツの海に遮られ
夏道を見つけるのに30分ロス
ハイマツをくぐり
観音様の優しい顔が見えた時には
思わず「ありがとうございました」
登山口から5時間
山頂標識が ごくろうさまでした
とむかえてくれました。
帰りは 3時間で登山口へ
そこから林道をテクテク1時間 
崩壊した危険地帯もあり
疲れている体には きつかったです
なかなか登れないコースから
札幌の名峰へ挑戦し
余市岳頂上に立てて幸せでした

途中で あきらめないでホント良かった
応援してくれた仲間と一緒にがんばった仲間
そして 導いてくれた観音様に感謝


タケちゃん・fujiko



  

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