ハイキングクラブ みどりの風

2009/10/3(土)個人山行 樽前山楓沢


10月3日は登山の日
そんな日に選んだのは
秋の樽前山周辺

沢道具に登山靴と ちょっと不思議な装備で
まずは樽前山旧道を5合目から7合目ヒュッテまで足慣らし
優しい色取りの隙間から青空 旧道の雰囲気は良く
変化のある林相を楽しみながら歩き 1時間半でヒュッテ到着
樽前山の裾野は色とりどり
そういえば 明日は中秋の名月
お月見したいなぁ
ススキが逆光に光り
峰柳の黄色が 樽前山を登っています
登山道は やさしい秋で満ちています
さて いよいよ道を離れ
熊のテリトリー 楓沢をめざしましょう
分かりづらい地形ですが
今日は支笏湖周辺に とっても詳しいリーダーと
一緒なので心配要りません

楓が足元に落ちだし
沢形がはっきりしだすと
苔むした岩が現れ


そこは 楓沢
こんな所や お尻が・・抜けないぃ・・所や
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入ったきり 出れない所もあります
こんな狭い所は

長い足を生かして通過する人 長い胴を利用する人 そして細いから
全然大丈夫の人も・・




各自 体型を生かして通過
それにしても 涼しく静かな
不思議な空間です
前日、かなりの雨があり、
所々水が溜まっていました
一枚岩が削られて出来たのが良く分かります
所々巻くように ロープが掛かっていましたが
壁がもろくて崩れやすく
アンカーの木がいつまでもつか心配

洞門を渡るように木が倒れている所もあります

以前は無かったのに岩に足場が掘られている所もありました
下り易かったけど 大切な自然が傷つけられ
ちょっと哀しい
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以前はアルミ梯子が掛かっていたハングの滝は
白樺の木を数本、アンカーからのロープで固定されていました
ここはロープを張って懸垂下降
苔生した回廊も深くなると
カメラのシャッターがなかなか下りません
本当はすべて苔で覆われているんです
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新しい大きな崩壊箇所も何カ所かあり
刺激を与えないように早めにスルー
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洞門の底には不思議なことに砂がたまっています
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両岸の背が低くなり
明るくなってくると洞門もそろそろ終わり


ステキな登山の日を楽しむことが出来ました

楓沢は崩壊がかなり進んでいます
次に訪れる時には どう変っているのでしょうか



fujiko



  

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