ハイキングクラブ みどりの風

2009/9/12〜13(土〜日)会山行 大雪緑岳

紅葉が期待される今年の大雪は、
12日 高原温泉〜緑岳〜白雲避難小屋泊、
13日 白雲岳〜小泉岳〜赤岳〜銀泉台と縦走の計画です。

ところが13日午前中は低気圧、雨予報。
はたして日帰り組と赤岳山頂で対面できるかどうか。

緑岳へのスタートは名物の急階段から、冷気でも汗ばむ。
紅葉の気配にワクワク
花畑は草もみじ・・・と思いきや
何と春のお花畑
第二花畑からはリンドウ畑「きれい!!」
どっしりとした「緑岳」は「みどり」にふさわしい。
ヤッホー!!
宿泊装備の重いザックもなんのその。
「慎重にね!」
紅葉の帯、残雪、青空、トムラウシ、ぜいたくすぎのロケーション
10月上旬並みの寒気で12日は初冠雪。
後旭岳と熊ケ岳方向が雪化粧で輝く。
今回残念なことに2人が急きょ不参加、
4人での登頂。
パワフル新人さん「風が冷たい、先に進もう。」
こんなに美しい白雲岳「今日天気がいいうちに登りたいね。」
嶋リーダー「うーん、新雪のこの感触!」
板垣新道分岐、小屋は目前。
「白雲分岐〜白雲小屋〜板垣の雪渓で人を気にしない親子クマが出没しています。
くれぐれも・・・」と看板に書かれていました
青空、雪、緑、紅葉・・・目をうばわれる配色のパレット。
その中にひたる至福の山行
「この小屋に泊まるのはン十年ぶり。」と感慨深い3人。
クモイリンドウも秋のおもむき 夕食は具たくさんラーメン
夜半2時から予報通りの強風に雨、外のトイレもガマン。
朝の冷え込みは激しく これがテントだったら大変
小屋の有難味と装備の重さの意味も実感

   朝4時から嶋リーダーがラジオで1時間毎にチェック。
昨日眼前にドーンとそびえていた白雲岳も全容すっぽりガスの中。
「白雲岳への尾根は強風、小泉岳周辺も降雪と濃いガスで危険、
天気は回復に向かう、11時まで待って緑岳、高原温泉に引き返そう。」
冷静な判断が頼もしい。


12時無線で日帰り組と交信。
「こちら緑岳の急斜面を降りています。」
日帰り組の動きも読め安心して降りることができた。
 
予定していた赤岳への縦走が出来なく残念だったが
天候の急変の怖さ 装備の大切さ リーダー判断の大変さが
よく分かり 充実の紅葉山行となりました

また来シーズンの山中テント泊に繋がる
ステップアップとなりました
紅葉の縦走を再チャレンジするぞ!

さち・kakko



  

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