ハイキングクラブ みどりの風

2009/6/6(土)自主山行 シャクナゲ岳


前日の天気予報では雨。
しかし、朝起きると札幌では青空が見えています。ラッキィー。
ニセコまでの道中も青空が続きました。
A班は新見峠からB班は神仙沼から
それぞれのシャクナゲ岳を目指した交差縦走です。
一日天気が持ってくれることを期待してスタート。


A班はまずは白樺山を目指しての山行です。登山口で「登山届け」をします。
登山道にはまだ、残雪があちこちに残っています。
残雪には面白い雪跡が数箇所ついています。
木から雫が落ちてできた紋様でしょうか?自然の力はすごいね。
新緑の山道をゆっくり登ります。
「竹の子みっけたぞ~!」竹の子狩りを楽しみながらの山行です。
でも シャクナゲ岳の頂上は雲が掛かってきました。「大丈夫かな」。
白樺山の頂上が見えてくると
風がさらに強くなってきました。
帽子をリユックの中にしまいます。
少し風が出てきました。
帽子が飛ばされないようにしっかり押えます








シラネアオイやチドリにオモトと花もきれいなのですが
どんどん風が強くなり谷からの風にあおられ歩くのがやっとです。
「こんな強風初めてだね!」
白樺山山頂の岩場では岩にしがみ付いての前進です。
白樺山山頂 景色を見ている余裕がありません。
リーダが決断しました。「ここから引き返します」。
B班に連絡。B班も下山です。
花も見頃なのに残念です。
また今度きます~!




神仙沼からのB班は
きれいに整備された木道をお花を探しながら進みます
満開の千島桜にムラサキヤシオツツジ
コヨウラクツツジにオオカメの木は咲き始め
桜が咲いているはずです
チセヌプリの雪がまだこんなに残っています
水芭蕉に座禅草も小さくてかわいいです
ショウジョウバカマは見頃
楽しみにしていたミツガシワはまだまだ
湿地帯は一見茶色の世界ですが
本当はピンクピンク
長沼は風で 波が立ち まるで海のようです
湖畔沿いの登山道は水没し歩けません
笹につかまり
残雪を繫ぎ 赤布を付けながらヤブ漕ぎをして進みます
足がとどかないよぉ
雪の下からは川の音
この下はどうなってるの?
踏み抜いて怪我をしないように気を付けてね
長沼の南端まで進むと A班から撤退の連絡
ここは風が少ししか当たりませんが 雲の流れは速く
尾根に上がった状況は予想がつきます
またせちゃ悪いから こちらも引き返しましょう
赤布の回収も忘れないでね
この辺りには太い根曲り竹が密集していますが
期待していた竹の子はまだ出てません
お花もまだ蕾
少し山菜をいただき 引き返しましょう

神仙沼駐車場でAB班合流後A班は神仙沼を散策。
ここも風強いね。帽子はやはりかぶれません。
シャクナゲ岳方面の雲行きが怪しくなってきました。
「早めの下山でよかったね。」
神仙沼に着きました。
「笑顔で、は~いチーズ」
帰りは「新見温泉」に入り汗を流しポッカポカ。
女将さんが竹の子の煮物や漬物をご馳走してくれました。
採れたての“竹の子”おいしいね!

この強風の経験はいろんな事を学ばせてくれた

交差縦走は出来ませんでしたが
帰りに寄ったニセコ道の駅では
地物の野菜・山菜をたっぷりと買いこみ、皆の顔は笑顔満開でした。
ake・川ちゃん・fujiko



  

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