ハイキングクラブ みどりの風

2008/10/16(木) 自主山行 無意根山 元山コース


天気予報は晴れ
これは 家で燻ぶっているわけにはいきません
無意根山へ行きませんかの急な誘いにいつも乗ってくれる
暇人4人で元山コースから登って来ました

閉山となった豊羽鉱山
着々とその準備が進められ
以前あった 目印の大きな看板も無くなり
登山口を勘違い・・
スキー場の鉄塔も撤去され
以前とは感じが違います
初めてこのコースを利用する人には
広場を横切った先にある登山口が判り辛いかも
晩秋の落ち葉を踏み締め
カサコソ・・・
ざざざ・・
落ち葉の音も楽しみながらの登山です
余市岳を見て クマとのニアミスや過去の事故の話をし
定天を見ては雪崩の話題になり
水芭蕉の芽を見て異常気象について語り
ツバメオモトの実を食べながら 食料の恐ろしい話題となります
笹は広く刈り取られ とても歩きやすい登山道を歩きながら
景色が見えないと 文句を言いいつつ
その笹刈の労力に敬意
鹿さえ滑っている跡を見ながら
お天気が続いてくれたことに感謝し
眼下に静かなたたずまいを見せる大沼に
「遊びに行くから待っててね」と
リベンジを誓いました
長尾山からの笹に囲まれたルートを過ぎるとやっと展望が開け、
振り向くと険しい定山渓天狗岳の姿がくっきり、
落葉したダケカンバが広がり
白い肌の樹林帯
に見とれます。
その中に無意根尻小屋の赤い屋根が寂しそう。
登山道崩壊のために通行禁止となった薄別コース
残念
その 再開を望みます
冬の大沼山を思い出しながら、大きな台形の無意根山を実感
長いハイマツの廊下をくぐり
葉の落ちた、ダケカンバの白い見事な樹形の下を歩くと
山頂着
念願の元山コース
歩けました
今日の羊蹄山は恥ずかしがりや?
今にも消えてしまいそう
山頂の少し奥まで進み
中岳・並河・喜茂別と続く稜線を眺めるのも
忘れてはいけません
帰りには 冬支度に忙しいシマリスさんのお見送りもあり
ラッキー
札幌の山にも冬が近づいている
そう感じさせる 静かな晩秋の無意根山でした
角さん・naotin・fujiko

06年9月の無意根山




  

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